Sean、classe verte(林間学校)に旅立つ・・・ |
何しろ日本の幼稚園ではまずありえない4泊5日の初めてのお泊まりで、しかも子供が自分で出来るようにということもあってか、はたまた引率の先生たちの手間を省くこともあってか(多分こっちの方がメイン)1日ごとに着るものすべてをトータルコーディネートして袋に詰めていかなければならないわ、パンツ、靴下に至るまで全てネームを付けないといけないわ、という作業に明け暮れていた私です・・・
お陰で大人用の1週間用のスーツケースが一杯になり、私がParisに出張に行ったりする時よりはるかに量が多かったりして。
さらに、Seanがお泊まりの間に受け取れるようにカードを手配したり、毎日の袋にちょっとしたメッセージをしのばせたりと、あの手この手の癒しgoodsの準備もあり、でPaulはともかく、私はてんてこ舞いでしたよ・・・(汗)。
それでもSeanはケロッとしていて特に不安がる様子もなく、昨夜もごく普通にベッドに行ってころりと就寝。
そして今朝。いつもより30分くらい早めに起こしてみたら、なんだか私にべったりとくっついてくる。おお、やっぱりSeanもちょっとは感じるものがあるのね、となんとな~く目頭がじんわりとしちゃった母であった。
しかし、ここで一つPaulのポカが発覚! 朝出かける直前にいつもの靴を履きなさいね、と言ったら「ママ、Mme. Joelleが今日は長靴履いて来なさいって言ってたの」と言うので、いや、そんな話何も聞いてないから! さてはまた(土曜日も健康保険証を先生に渡すということを言い忘れていて私にどやされたばかり)Paulが金曜日にSeanを送り届けた際に聞いた話を私に伝えるのをころっと忘れたのでは! という疑惑が・・・。っていうかSeanの方がずっとしっかりしてるという事実!
とにかく、先生に確認してからね、ということでいつもの靴で出かけたら、学校の近くで同じクラスになった日本人のAnriくんのパパママOさん夫妻に遭遇。長靴のことを聞いたら「あ、そうですよ~。メール来てませんでしたか?」え、来てないんですけど・・・。こりゃまずいわ、やっぱりSeanキミは偉かったよ。とか言いながら道端でスーツケース開けて速攻で靴を替えさせた次第。ああ冷汗。
取り急ぎ予定通りばっちり8時にバスにスーツケースを預けてSeanのクラスへ。親御さんたちと一緒にやって来た子供たちがいるけど、なんとなく人数が少ないような? Oさんと「なんだか子供の数少ないみたいなんですけど、どのくらい来るんでしょうね?」なんてひそひそ話をしたりして。一応数日前にクラスの父兄代表の親御さんから彼の別の子供が林間学校に参加してすごく良かった、という話を各家庭にメールしていたのであれで行かない、と言ってたところも変わるかも? と期待していた節もあったみたいだけど。というか、参加する子供の数が少なくてこういうメールを送ったのではないか、という感じがしちゃうんですが・・・。残念ながら効果なかったみたいですね。
こんな感じで子供たちがバスへと向かいます。
手をつないで。かわいいなぁ~。
この時点でOさん、子供の数をささっと数えて「14人しかいないんですけど・・・」「!」ちょっとおかしいんじゃ、とOさんさらに指差し確認。でもやっぱり14人しかいない。てことは10人不参加ってことだ。いや~半数近く来ないなんて、ここまで参加が少ないとはね~。Oさん曰く「アラブ系の子供が多いクラスだからアラブ系の子たちは来ないかもとは思ってたけど、そうじゃない子たちも来ないなんてね~」。しかもここまで少ない参加は見たことない、ですって。ほんと、クラスの子供たちの肌の色がいつもより軒並み白く見えるわ(笑)。(Seanのクラスは非白人率が結構高い)
バスは2階建のサルーン式の結構ゴージャスなタイプ。しかも後ろに荷物用のボックスカーも引いてます。運転手さんの運転のテクはすごいに違いない。 実際出発の時に切り返しを何度もしたんだけどこれがもう数センチか数ミリかの間隔で駐車車両の横を抜けたのにはお見送りの親御さんたちから拍手がわいたほどで。
さて、この子供の数、私が思うに参加費が結構するので(250ユーロくらいだったかな?)そのせいで渋った家庭や、まだお泊まりは早いと判断した家庭、そして27日、つまり旅行から帰って来た次の日からTousant(万聖節)のヴァカンスになるのでついでに休ませちゃえ、でもって先にヴァカンスに行ってしまえ! 的な考えが働いたのでは・・・
ま、とにかく楽しく安全に過ごしてくれればそれでOKですわ。Seanとは他の親子たちと同様にハグ&キス&投げキッスの応酬でバスに乗ったら乗ったでちぎれんばかりに手を振り続け・・・。結構楽しそうだったな、Sean。
そして、私の気持ちは既にヴァカンス! (笑)とか言いながらSeanがいないから寂しい~! なんてなっちゃうのかなぁ~。Sean、頑張ってね~! ママは待ってるわ~(涙)。
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