Calendrier de l'Avent |
12月はキリスト教のさかんなヨーロッパの国ではクリスマスまでになんやかやとキリスト関係の行事が目白押しです。行事とまでは行かないけどこのCalendrier de l'Avent(英語ではアドベント・カレンダー)は最近ではそれほど見られなくなったという話ですが子供たちが楽しみにしているものの一つみたいです。
このカレンダー、ゲルマン系の国が発祥だそうで降臨節の期間キリストの誕生を待ちわびながらその誕生日のクリスマスまで一日一つずつ窓(またはポケットみたいなものだったり)を開けて行くという言ってみれば日めくりのようなもの。私もこれは知ってはいたものの、ブリュッセルのお店ではあまり見かけなくて買わずじまいで来ましたが、今年はなんとかSeanに見せたいなぁと探していたところ、昨日St. Nicolasのプレゼントを探しているときに発見。早速購入しました。
かわいいでしょ?塗り絵ができるようになっているんです。しかし、これをSeanに塗り絵させたらかなりすごいことになりそうなので塗り絵は控えてもらおうかと・・・
中は見開きがこんな感じになっていて・・・
左側には名前を入れられるようになっています。
そしてさらに開くと屏風のようになります。
早速Seanに説明してまず12月1日の1の窓を開けてもらいました。
1の窓の中は・・・
小人さんがプレゼントを詰めているところ。
今朝は2の窓を開けました。
汽車に乗る動物たち。
と、まぁこんな具合なんですが、案の定問題が。
あれだけ最初に毎日1つだけ窓を開けるのよ、とこんこんと説明したのにもかかわらず、どうしても全部開けたくて仕方がないらしく、私の目を盗んで開けようとするSean。
1の窓を開けた途端速攻で別の窓を襲おうかと手が泳ぐ・・・
仕方がないので一つ窓を開けたら手の届かないところに置く羽目に・・・もうちょっと慣れてからじゃないと片っ端から開けられて意味がなくなっちゃいそうです(泣)。
Paulからも説明してもらったらもうちょっと説得力あるんじゃないかと思ったら(何しろ敬虔なカトリックですからね)「これって何?」だって・・・ねぇ~ちょっとちょっと、敬虔なカトリック信者なんじゃなかったんですか?どうやらPaulはこのCalendrier de l'Aventを子供のころ見たことがなかった様子。お店でもあまり見掛けなかったし、やっぱりベルギーではマイナーな行事なのかしら。オランダとかドイツお隣なんだけど。
仕方がないので私がPaulに説明しました(笑)。ってなんで私がキリスト教関連のことをPaulに説明しなきゃなんないの(怒)。詳しくはWikipediaでも見といて! と言っておきました。(多分見ない)
これから窓を一つずつ(ここ重要)あけるのがSeanの毎朝の日課になります。
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