Seanとあさり |
その中にある白花豆とあさりのシチューというのがおいしそうだったので、昨日はそれにトライすることに。
まずはあさり。普段あさりをあまり調理しないのでフランス語名を知らなくて土曜日Paulにお買い物を頼んだ時あさりはフランス語で何で言うんだろうと辞書で調べてみたけれど、
asari(espèce de praire - マルスダレガイの一種 - マルスダレ・・・何だ???)ってまんまあさりじゃん!とにかく、そのマルスダレをリストに書いてPaulにお買い物に行ってもらった。土曜日だったから私はまだ声がガラガラで外出禁止だったのでおうちでSeanとお留守番。
しばらくしてPaulから電話が。
「Izumi、praire(マルスダレガイ)はなくって、ヴォンゴールしかないんだけど、どうしたらいい?」
「え?ヴォンゴール???って何よ?」
「ヴォンゴールだよ、ヴォンゴール。モゴモゴ・・・(どうやら魚屋さん担当の人に尋ねているらしい)praireに似てるから大丈夫だって」
「ねぇ、それ何色してるの?」
「え~っと、白にグレーに茶色?」
ふと私は考えた。ヴォンゴール、ヴォンゴール、ヴォンゴーレ、あぁボンゴレ?ボンゴレと言えばあさりじゃないの!
「いい、それ買ってきて300グラム!」
というわけでボンゴレ=あさりをゲットしたわけでした。それにしても、ベルギー人滅茶苦茶ですわ。WIKIPEDIAで調べたらイタリア語でvongoleはアサリやハマグリのようなマルスダレガイ科(出た!マルスダレ!!)の二枚貝を指すvongolaの複数形・・・とある。だからこれは二枚貝の総称ってことでしょ?あたかもこの貝の名前はね・・・みたく使っちゃってるっていうのはいかがなものでしょうね?
そんなベルギー人に呆れつつ翌日曜日あさりの砂出しを。いざお料理、となったらSeanがいそいそとやってきて「ママ、これな~に?」と手を伸ばしてきた。おっ、来たな、ちびっこ!
悪さをされる前にあげちゃおうと、一枚になってた貝殻を上げたら「coquillage!」とやけに喜んでる。ふむ、そんなので喜んじゃうの?じゃぁ、もっとすごいのを、っていうんで踏み台を持ってきて砂出ししているあさりを見せてあげたら、大変。あさりを取りだすは、水をじゃぁじゃぁかけるはであさりのいじめが始まってしまった。
あさりをいじめて喜ぶSean・・・
そして出来上がったシチューがこれ。
それと一緒におつまみで作ったのがこれまたリスボン旅行でお土産に買ってきたオイルサーディンの缶詰を使ってオイルサーディンのマヨネーズ焼き。お醤油とレモンにマヨネーズ・・・う~ん、うま!
この缶詰のパッケージがまた可愛くて!もっと買えば良かったと後で後悔しました。
こんな風にラッピングされた中には・・・
そしてもっと可愛いのが缶詰のパッケージ!これを買うためだけでももう一回リスボンへ行きたいです。
このお店はConserveira de Lisboa (Rua dos Bacalhoeiros, 34)といって1930年創業でとても小さいお店なんですけどレトロな雰囲気でそりゃもうグッときます。リスボンへ行ったら是非!
もちろんサーディン、おいしかったですよ。しかも大き~いのが3匹入っててそれがでっぷり肥ったやつでした。
さて、あさりのシチュー。おいし~い!・・・大人二人には。Seanは貝殻ばかりに目が行ってしまいには私たちの捨てた貝殻を集めてそれをシチューの中に入れて「coquillageだよ~」と遊び出す始末。なんとか食べさせたものの、お豆の皮がのどに引っかかってケホッケホッとなってしまい、残念ながらNG。
でも最初にあげた貝殻はやたら気に入った様子で食後どこへ行くにも手放さず、寝る時も離そうとしないのでPaulが枕の下にいれてあげたそう。(それであさりの夢でも見るっていうのかい???)
さて、後日談・・・今日Seanはお腹の調子がどうもよくなくて下痢でピーピーになってしまいました。別に病気っていうわけではなく本人元気いっぱいだったんですが・・・昨日までは便秘気味だったので一体どうしたんだろうとPaulにそのことを話したら、「やっぱりあさりのせいだよ、それは。うん。」と一人納得しておりました。貝って3歳ならOKじゃなかったっけ?違います?
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