St. Nicolas est arrivé! - サン・ニコラがやって来たよ! |
本当は12月6日なんですが日曜日の5日が親たちにとっては都合が良い(笑)ので一日前倒しになってるんですが、St. Nicolas - サン・ニコラの日なんですね。どうして子供たちが待ちわびているかというと、子供好きの聖人のサン・ニコラが子供たちにおもちゃをプレゼントしてくれる日だから。もちろん良い子じゃないともらえませんよ。
このサン・ニコラの日はお隣のフランスではあまりなじみがない(北の方のドイツやベルギーに近いところはやるみたいですが)お祭りですが、ゲルマン語系の国(ベルギーのほかにドイツ・オーストリア・オランダ・スイス)では伝統的な行事です。諸説はありますがサンタクロースの元祖がこのサン・ニコラだそうな・・・(詳しくはこちら)
そんなわけで私たちもSeanのためにプレゼントを、というので色々と策を練りまして、昨日は風邪がまだ完全に治っていない私はお留守番でSeanのお相手役になり、Paulが雪がぼんぼん降る中をあちこち走り回ってプレゼントを買い集めてきました。(もっと前から準備すればいいのにね~。でも予定外の私の体調不良のせいなんだもん --- 言い訳)
運の良いことに我が家のすぐ近くにとてもかわいいおもちゃ屋さんがあってそこで下見しておいた機関車トーマスのサーキット用の踏切をまずはゲット。しかもおなじみさんだと言うことで10%オフ!ラッキー!!続いてこれまたご近所のパン屋さんでサン・ニコラのショコラを。そして今度は前々から探していたけどなかなか気に入ったものが見つからなくてそのままになっていた子供用の机をIKEAまで買いにPaulは出かけて行きました。IKEAって絶対郊外にあるので車のない我が家では「行くぞ~」と気合を入れないと行く気になれない場所にあるんですが、今日はそんなことも言っていられない状況なので往復2時間かけてPaul、探しに行ってきましたよ。そこでなんとか希望の机とこれまたサーキット用のレールのセットを見つけてホクホクして帰ってきました。
実のところ本当は机はヴィンテージのもので探していたんですが、Seanが生まれた時のお祝いでヴィンテージの子供用椅子を贈ってくれた行きつけのアントワープのヴィンテージのお店がなんと今年の夏ごろに知らない間につぶれてしまっていて、この椅子に合う机を探してね~とず~っと頼んでいてなかなか見つからず結局そのままになっちゃったのです。かと言っておいそれと気に入ったものが見つかるわけでもなし、見つかっても妙に高かったりで半ばあきらめていました。でもこの頃Seanが手仕事系に興味を持ちだしたのでやっぱり机はないとな~と思って、これはもうヴィンテージだの何だのと言ってる場合じゃない、とにかく何か買わないと!というのでその場しのぎにはもってこいのプチプリのIKEAだ!ということになったわけです。
そんなこんなで集めたものを、Seanを早々にベッドにやった後Paulと二人でIKEAの机を組み立て、ラッピングし、見栄え良くセッティングして我々は♪うふふ明日が楽しみ♪と眠りについたのでした。
このでっかいトナカイのラッピングが机です。Sean相手に丸々ラッピングしたってしょうがないじゃん!っていうわけでソファの前に置いて見えないところ(ソファ側と床に面した部分)はそのまんまです(笑)。
そして今朝Seanがいつもより早めに起きてしまったのでPaulが私たちのベッドに連れてきて小一時間ほどたった後、もうそろそろ起きようかとなり、Seanが自分からリビングの方へトトトと行ったので(これが素早い動きで私ちょっと出遅れた!)すでにリビングで待ち構えていたPaulが「St. Nicolas est arrivé! - サン・ニコラがやって来たよ!」とプレゼントを見せるとあっという間に駆け寄ったSeanはプレゼントを手に「開けて開けて!」
そして次々に開けて・・・おっ、トーマスだ!
びりびり~・・・ん?なんだこれ?
これがサン・ニコラだ~!イエ~イ!ショコラ大好きなSean大喜び。だったんですが・・・
このサン・ニコラを一口かじった後で「いたぁ~~~い」と半ベソになったSean、「これ、いらな~い」。どうやらショコラが固かったらしいです・・・このショコラをあげようというのはPaulのアイデアだったんですけど敢え無く撃沈。(
でもやっぱり一番のお気に入りはトーマスの踏切とレールセットでしたね。早速自分で(多少ヘルプあり)組み立てて、
さらに手持ちのものを総動員してサーキット完成!
最初はラッピングを開けた後見向きもされなかった机ですが最終的にはちゃんと座って机の上でミルクを飲んで使い初め♪ その前には哀れ頭をかじられたまま見捨てられたサン・ニコラが・・・
あぁ、Paul、報われたね・・・サン・ニコラのショコラが撃沈した時はどうしようかと思ったけど。
そうそう、昨日の土曜日もやっぱりPaulはピザの男でした。
昨日のネタはPaulが一番得意な(
Seanにはトルティーヤ(スペイン風オムレツ)を作ったんだけど、いまいちだった模様。半分くらい残してしまいました。いつもはケチャップたっぷりでちゃんと食べるんだけど・・・
それにしても、Paulはピザ専門になっちゃって、かと言って他に何か作れるものは?となるとウォーターゾーイ(ベルギーの魚のクリームスープ)かペストー・ジェノベーゼ(これは私直伝。miam miam)にする?ってなっちゃうし、新しいものにトライしようとするとやったらめったら時間がかかって一体何時にごはん食べられるの?状態になるのでこのところそのようなリクエストをする冒険をしていません。まぁそのうち生地から作ってピザのスペシャリストになってくれることを願っています。
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