ぬ |
こちらの小学生、こういう時はどうやって過ごすかっていうと、勿論家族で旅行行くところもあるけど、2週間ずっとっていうところは多分少数派なんじゃないだろうか。そうなると両親が働いてるケースが大多数のこちらの子供はどうするか。そこで登場するのはstage(スタージュ - 研修)。こういうヴァカンスの時はあちこちでstageがあって子供たちが日中そこでスポーツしたり工作したりとなんらかの課外活動をするわけですね。でも、これが結構高いのだ(1週間で150ユーロから高いところだと300ユーロ越えとか)。安いところ(1週間で数十ユーロ)は何カ月も前から予約しないとすぐ一杯になっちゃうし。ま、うちの場合先生やってるPaulは同時にお休みなのでそういうののお世話になる必要はなし、と行かせたことはないんだけど。
しかしですね、Sean小学一年生、やっぱり一日中子供一人で家の中で遊ぶってのも限りがある。テレビばっかり観ててもらってもマズイし、かと言ってお相手するのも限界がある。
そんななかの毎週土曜日の日本人学校補習校、なのである。
先日の日本人学校補習校の入学式で最後の方でちょっと授業みたいなののさわりをやったらしく、そのときに朝日新聞の子供版(朝日小学生新聞)を各自2枚(つまり裏表で8ページ)もらって、その記事の中からあ行とか行を見つけましょう、というお題だった模様。Seanはちゃんと全部見つけられたので自慢げで、どうやらこの作業が気に入ったらしい。じゃ、暇つぶしにこれやってもらおうじゃないの、ってことで今日からちょっとずつやることにした。学校で既にあ行とか行はやったのでさ・た・な行をやってみようとSean先生取り組んでみたところ・・・。
手前にあるのは日本の筆箱。去年見学に行った時に子供たちがかなりの確率で日本式筆箱を持っていて焦ったんだけど、幸いにも一昨年日本に里帰りした時に友達からプレゼントされたのがあったのでこれだけはなんとか日本式にできた。まさかこういうのはこっちの学校ではつかわないでしょうと思ってお蔵入り寸前だったんだけどここでばっちり陽の目を見ることとなった。(T坊ナイスプレゼント!)Seanは結構気に入ってる様子。
ちょっと脱線しましたが。
結局さ・た行は楽勝だったみたいなんだけどな行で少々苦戦した模様。
「ママ~、ぬが見つからないの」と泣きが入った。ぬ? あ、そうなの? ぬが見つからないんだ。じゃぁママが見てみようと新聞をもらって探してみると。ぬぬぬ・・・ちょっと~ないじゃないの。ここで見つけないと親の沽券ににかかわるわと目を皿のようにして探して、漫画のページでやっと見つけた! それこそ振り仮名の超ちっこい文字までくまなく探してやっと・・・。(Seanがルーペで見てるのはこの小さい文字を見るため・でもSeanは近眼じゃないんだけど)
なるほどね~、「ぬ」ってあまり文章で使わないんだ。こんなことやらなきゃ気付かないんだけど、さすが日本の小学校目の付けどころが違うわ。感心しつつ、このアイデアはなかなかいいので今後も雑誌なんかでやらせてみようかと画策中。問題は私の雑誌ってVOGUEだったりするのでそれに〇とか書かれるのは困るな~。ううむコピーでもするか。教育とは大変なのだ・・・。
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