バイリンガルの頭の中 |
そんなバイリンガルSean、昨日は少々悪い子だったので私からおしかりを受けた。ま、なんとういうか癇癪を起こしたわけなんだけど、それがもう顔を真っ赤にして手を振り回して(思いっきり欧米人的なジェスチャーで)怒りだして、それだけだったらまだ許せるもののさらに近くにあった鉛筆を振りかざそうとしたのでこりゃイカンということで私が爆発。ちょうどひらがなの書き取りの練習をしてたところだったので「そんなに怒るんだったらもう日本語なんてやらなくてもいい、ママはもうSeanとは日本語で話さないでフランス語だけで話すことにするから!」と宣言。私の剣幕にビックリしたのかSeanは最初は日本語でしゃべっていたけど私がフランス語でしか答えないのを見て途中からスイッチが入ったのかフランス語に。いつもSeanとは徹底的に日本語以外では話さないようにしてるのでこうやってフランス語で会話するのってなんだかよその子と話をしてるみたいでなんだかすっごい違和感を感じたな~。
それにしても驚いたのはSeanが私が日本語で話すようになるまでずっと普通にフランス語で泣く泣くお詫びを続けていたこと。そして私がじゃ、許してあげようと日本語にしたら速攻で日本語にスイッチ切り替え。
普段からフランス語圏の人にはフランス語で、日本人には日本語で、と自然に切り替えてるSeanだけど、私がフランス語をしゃべってももそうなるのか~と感心してしまった。バイリンガルの子の頭の中の構造ってどうなってるんだろうな~。きっと思考回路が別々になってていちいち考えてしゃべってるわけじゃないんだろうね、きっと。う~ん不思議。
しかしね~、Seanが泣くときって本当に悲しそうに泣くのでつい情にほだされて許しちゃいそうになる。今回も途中で顔を見ていたら口のあたりがほころんできそうになってコワい顔をキープするのに苦労しちゃった(笑)。
とりあえずかなり大きい雷を落としておいたのでしばらくはひどい癇癪はおこさないかもね(希望)。
お帰りの前にこちらをポチっとお願いいたします♪ --->
にほんブログ村
にほんブログ村