salon開けのParisで |
さて、展示会が終ってホッと一息、の10月3日。
本当はお昼ごろに戻る予定だったのがちょうどその日にベルギーの国鉄が完全ストで一切電車が動かないということが9月30日の朝に発覚して(まさかThalysはやんないでしょ、とたかをくくっていたのが間違いの元・・・by Paul - だいぶ前からストのことは知ってたらしい)で、大慌てでキャンセルして代わりのチケットをTGVでLilleまでParis到着して速攻で取るというアブナイ橋を渡ったのであった。LilleまではPaulにお迎えに来てもらわないと帰れないので結局最初の予定よりもゆっくりできることになったわけです。
だったら、ちょっとエンジョイしようでないの、というわけで観たいみたいと思ってた
BalenciagaとComme des Garçonsのexpositionをいそいそと見に行ってきました。
いや、これがなかなか見ごたえがあってやっぱり来て良かった~。私のコレクションに大いに参考になりました。なにしろ黒のレースにビーズ刺しゅうのオンパレードで、もうガン見しまくり。
私のお気に入りはこのケープ。
これ作ってみたい~! と思わず思ってしまった。でもきっと時間が異常にかかりそう・・・。でもいつかやってみたいなぁ~(ため息・・・)
このexpositionではギャルソンの先シーズンの白のコレクションもフィーチャーしていて一緒に見られるようになっていました。
う~ん、さすがにすごいですね。着るか着ないかを超越した物作りが出来るってやっぱり・・・
しかし、モードのexpositionだともう誰もかれも写真撮りまくりで、私も最初はどうしようかな~と思ってたら周りがバッシバッシと撮りまくりなので、もう最後は負けじと撮ってました。(笑)
でもこのexposition、あともう少しで終了だったので観れて本当に良かった。
結構早く観終わったので、じゃ、次行こ次、っていうことで今度はPalais de Tokyoで始まったばかりのChloé attitudeというexpositionを観に移動。
Palais de Tokyoはかなり久しぶり。改装されてから初めてなんじゃないかな。随分モードな感じになっちゃったな~という印象。
Chloéは今年で創業60周年ということでその記念、ということらしい。
私はその昔Karl Lagerfeld(2回目じゃなくて最初の方)のデザインしてた時のChloéが好きだったので今回沢山展示してあって大満足。
エントランス。
いたってシンプル。
最初の部分は過去から現在に至る写真の展示で、その奥がコレクションの展示になっているという構成。
マネキンもなんとなくアンニュイな感じで素敵・・・
私のお気に入りはこれ・・・
今の時代のものと言っても通用しそうな感じが素晴らしい。
でも、他にも欲しい~! と思えるのが一杯で、しかもそれは全部Karl大先生のコレクションだったりする・・・
なんというか、このアールデコの香りがプンプンするあたりがツボなんだな~。
これなんかもとっても好み♪
やっぱり彼は天才なんですね~。とにかく、プリントからアクセサリーに至るまで全てデザインしていて、そのデッサンも一緒に展示してありましたが、昔も今も変わらず素晴らしいデッサンでほ~という感じ。
そんな風にお昼過ぎまでもモード三昧で過ごしたのでした。やっぱり、Parisですからね!
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