サラの鍵 |
この本についてはブロガーのQ太郎ママさんのブログで拝見して出版元が大好きな新潮クレストブックス(1冊ずつ丁寧な装丁でちょっと値は張るんですが非常に良いセレクトで私は大好き)だったこともあり読んでみようかと思い買ってみました。ジャーナリストのアメリカ人女性が取材で関わることになったパリでのユダヤ人一斉検挙の事件に引きこまれていくうちに自分自身の生活も影響を受けて行くことになり・・・というストーリー。重いテーマですが引きこまれて一気に読んでしまいました。そう言えば、この小説は映画化もされていて去年だったか、公開時にフランス2でも紹介されていたっけ。Kristen Scott Thomas(フランス語読みだとクリステン・スコット・トマになっちゃいます)は私の好きな女優さんでこの映画はいつか見てみたいなぁと思っていましたが、DVDが出ているので買ってみようかなと思ってます。映像で観るとどんな感じになるのか楽しみ。(時にはがっかりすることもあるけど)
ちなみにKristen Scott Thomasは最近はフランス映画の方での活躍が目立ってるような気がしますが・・・でも確かフランス人医師の旦那さんとは離婚したんじゃなかったっけ。彼女のフランス語は訛りも少なくて上手ですね。(ジョディ・フォスター並と言ってもいいかも)私が彼女の主演してる映画で好きなのはIl y a longtemps que je t'aime。(フランスの童謡でà la claire fontaineという歌があってその中の1節です - 主人公とその妹が連弾をする場面でこれを歌ってます)
日本では「ずっとあなたを愛してる」というタイトルだったかな?(なんだかTVドラマのタイトルみたいだけど)ここでも彼女はちょっとワケありの女性を演じていますが、いい女優さんだ~と思いますねぇ。
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